レッスンレポート: インド料理はナンとカレーだけじゃない! 偏見を覆そう

お久しぶりです!TadakuレポーターのChizuruです!

もうすっかり秋ですね。何かと行事の多いこの季節ですが、やっぱり私は食欲の秋!世界のフードに関するイベントも毎週どこかで行われていて、どこに行こうか迷ってしまうし、ついうっかり食べ過ぎて、体重が心配になったり、なんてことも・・・。

そんな中、10月のある晴れた週末に、久しぶりにTadakuのレッスンに行ってきました!

 

今回行ったのは、南インド出身のヘマさんのクラス

インド料理といえば、まず思い浮かぶのはカレー、カレー、カレー…。そしてナンとかタンドリーチキン、ラッシー、チャイなんかでしょうか?

インド料理の一般的イメージ(Wikipediaより)

インド料理の一般的イメージ(Wikipediaより)

東京でインド料理屋さんに行くと、数種類~何十種類ものカレーがありますし。ていうか、カレーばっかり・・・。インド人って毎日カレー食べてるんだなぁ~、ていうかカレー以外にたべないのかな?
でもって、油っぽくて、何となくチープな感じもする。これが、私の、そして多くの日本人が想像する(ちょっとネガティブな)インド料理じゃないでしょうか?
でも、今回のヘマさんのクラスは、私のこんなインド料理に対する偏見を、見事に打ち砕いてくれました!

 

笑顔がステキなヘマさん

笑顔がステキなヘマさんと、ステキなインドのデコレーション

 

今日の先生のヘマさんは、南インドの出身です。
インドは国も広く、色々な民族がいるので、食べ物も様々。でも、大きく北インド料理と南インド料理に分かれるそうです。
南の特徴は、こってりの北に比べると割とあっさりしている、というのはやっぱり暑いからでしょうね。主食はお米で、野菜や豆類が沢山食べられているそうです。

さて、来日して30年のヘマさん。
栄養士の資格を持ち、これまでにも様々な料理教室での講師の経験があるとか。レシピ本を3冊も出版してる料理のプロです!(詳しくはTadakuのヘマさんのプロフィールページを見てください)
日本語も結構話せるということで、今回は英語交じりの日本語でレッスンを行ってくださいました。(やっぱり日本語が通じると安心感が違いますね^^;)

 

お茶を飲みながら、ヘマさんの説明を聞く私たち。テーブルの中央にはスパイスボックス

クラスの前にお茶を飲みながら、ヘマさんの説明を聞く私たち。テーブルの中央にはスパイスボックス

さて、レッスン前に、お茶を飲みながらリラックスタイム・・・。インド料理で使われる基本のスパイスの説明などをしてくれます。

 

スパイス・ボックス。クミンシード、マスタードシード、ターメリック、コリアンダーパウダー、ガラムマサラなどなど

スパイス・ボックス。入っているのはクミンシード、マスタードシード、ターメリック、コリアンダーパウダー、ガラムマサラなどなど、どれもインド料理には欠かせないスパイスばかり。

こちらはヘマさんが持ってるスパイス・ボックス。インドの家庭にはこういうスパイスを入れる容器があるんですね。沢山の種類のスパイスを使うから、このボックスはとっても便利。

さて、一休みしたら、早速レッスンに入ります!
キッチンには、今日のクラスのための下準備が整っていました。

 

色鮮やかな食材の数々。とっても美味しそうでヘルシー!

色鮮やかな食材は、それだけで食欲をそそりますよね!これからどんな美味しいものができるのか、と想像しただけでワクワクしてしまいそうなキッチンでした。

ところで、ご覧のとおり材料は、野菜・果物・豆類です。
ヘマさんはヴェジタリアンなので、お肉もお魚も卵も食べないのです。
インドでは、なんと人口の半数近くがヴェジタリアン。ヘマさんもそういう家庭で育ったため、「動物を食べ物とは始めから思っていない」のだそうです。
私たちが、ペットの犬や猫を「食べ物」とは思えないのと同じような感覚なのでしょうか?

でも、ヴェジタリアンの食事って、ストイックなイメージ。
お肉やお魚がなくて物足りなくないのかな?
野菜ばっかりじゃ、お腹空いちゃうんじゃないのかな?
栄養は足りてるのかな?

こんな風に思ってしまいます。(←インド料理のイメージに続く本日の偏見その2)

でも、今日のレッスンで、そんなことは全くないってことがわかりました!
やっぱり、肉食をヴェジタリアン風にアレンジしたものとは違って、菜食主義の社会で長年培われてきたお料理は、無理がなく、美味しさと栄養バランスを兼ね備えているものなんですね。
これからその、お腹いっぱいでヘルシーな菜食料理の教室が始まりますよ\(^o^)/

※インドのヴェジタリアンは多くの場合、「動物を傷つけない」乳製品はOK。今回のクラスでも、バターやヨーグルトなどを使用していますので、乳製品がダメな人は気を付けてください。ただし、ヘマさんはヴィーガン・メニューもできるそうなので、希望する方はお問い合わせください。

それでは、レッスンに入りますよ!

 

 Crunchy Sprouts and Fruits Salad
緑豆のスプラウトとフルーツのサラダ

さて、まずは野菜たっぷり、果物たっぷりのサラダを作ります。
こちらの主役は緑豆(リョクトウ、またの名をムング豆)のスプラウト。

緑豆の発芽前・発芽後。どうやって発芽させるか、方法はクラスで聞いてくださいね♪

緑豆の発芽前・発芽後。どうやって発芽させるのか、方法はクラスで聞いてくださいね♪

こちらは、ヘマさんが自宅で発芽させたものなんです。植物の芽ってパワーがあって栄養価が高いですよね。
これは生のままでサラダに入れます。
青っぽい味と、プチプチした食感が特徴的で、さっぱりしていていっぱい食べれてしまいます♪

ちょっとだけ、緑豆の試食・・・。ぷちぷち

ちょっとだけ、緑豆の試食・・・。ぷちぷち

さて、このお豆と、野菜やフルーツをたっぷり入れたサラダがこちら!

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Aloo Paratha
ジャガイモ入りのインド風平パン

続いては、本日のクラスのハイライトともなったAloo Parathaです。
こちらは、炒めた野菜を生地に詰めて焼くという、結構手の込んだパンなのですが、それだけにできあがるととっても美味しい!オーブンを使わない、フライパンでできる料理なので、オーブンのない家の人も是非マスターしてくださいね☆

まずは玉ねぎ、ジャガイモなどの野菜を、スパイスと共に炒めます。

野菜を炒めているところ

野菜を炒めているところ

こちらはアムチュール・パウダー(ドライマンゴーのパウダー)。レモンを入れると水っぽくなってしまうので、こちらで酸味を付けます。

こちらはアムチュール・パウダー(ドライマンゴーのパウダー)。レモンを入れると水っぽくなってしまうので、こちらで酸味を付けます。

炒め物担当のTaoさん。「あ、焦がしちゃった~!…な~んて、うっそ~」

炒め物担当のTaoさん。「あ、焦がしちゃった~!…な~んて、うっそ~」

 

そして、炒めた野菜をこうして丸めて、用意していパン生地で包み、更に潰して平たくします。

一見、ギョーザかシューマイか肉まんの仲間!

一見、ギョーザかシューマイか肉まんの仲間!

中身を詰めてからまた平たく潰すなんて!ってみんなビックリ!
でも、野菜とスパイスたっぷりのお総菜パン(←違う)って、美味しそうですよね!野菜を炒めている時点でもいい香りがしていましたもの♪♪♪
香ばしい焼きたてのパンを食べるのはとっても楽しみ♪

でも、その前に、みんな頑張って作業して、このパンのもとを作らなくちゃ!
材料はたくさんあるからね~~。

楽しく、炒めた野菜を丸めているところ

楽しく、炒めた野菜を丸めているところ

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生地を伸ばすのは、この独特の細い棒で

生地を伸ばすのは、この独特の細い棒で

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包んだパンのチェックを受けるTaoさん。

包んだパンのチェックを受けるTaoさん。私たちは証拠写真をしっかり撮影(笑)。

それから最後に焼くのですが、熱い状態で食べたいので、焼くのは食事の直前に!今は我慢です。

 

Palak Kudhi
ほうれん草とヨーグルトのスープ

みんながパンを丸めている間に、ヨーグルトのスープを作ります。まずは水とスパイスを入れたヨーグルトを火にかけます。

こちらはスープを混ぜるための道具!面白い形!

こちらはスープを混ぜるための道具!面白い形!

スープを火にかけている間に、フライパンでほうれん草とスパイスを炒めます。
炒めるためのオイルは、この「ギー」(バターオイル)です。

インドのバター「ギー」

インドのバター「ギー」

独特の香りがするので、みんな匂いを嗅いでみる

独特の香りがするので、みんな匂いを嗅いでみる

因みにインドでは、ミルクは生で飲むことはなく、必ず煮るそうですが、その時に浮いてきた部分を集めて、自家製のバターを作ったりするそうです。

そして、こちらはスパイスの一種、ヒング。入れると味に深みが出るばかりでなく、消化を助け、体内にガスがたまるのを防ぐ効果もあるそうです。

ヒング

ヒング

炒めたほうれん草をヨーグルトに入れたところ

炒めたほうれん草をヨーグルトに入れたところ

そして、炒めたほうれん草をヨーグルトスープに投入!
手前に2つの丸いものが浮いてるのが見えますか?こちらは唐辛子の一種なので、うっかり食べないようにしましょう。でも、スープ自体は辛くありません。この唐辛子も、スモーキーな感じの不思議な香りがしました。

真剣な表情でスープを混ぜるTaoさん。さっきの棒はこうやって使うんですね~

真剣な表情でスープを混ぜるTaoさん。さっきの棒はこうやって使うんですね~

これで数分炒めれば出来上がり!とっても沢山の種類のスパイスの入ったヘルシーでエキゾチックな味のスープです。ぜひ味わってね!

完成!

完成!

 

Onion Fritters
インド風玉ねぎのかき揚げ

さて、メニューの最後は玉ねぎのかき揚げです。「かき揚げ」っていうとなんだか和食の天ぷらっぽいけど、でもまさにそんな感じの料理。もちろんスパイスをたくさん使ってるので、味は全然違いますけどね。

「かき揚げ」のための玉ねぎとスパイス

「かき揚げ」のためのスパイスをかけた玉ねぎ

まず玉ねぎにスパイスや塩などで味付けをします。プチプチした胡麻みたいな粒はアジョワンシード。オレガノに似たスパイスで、身体によくて胃もたれを防ぐ、漢方薬みたいなものだそうです。ネットで調べてみたら、魚介類との相性もいいそう。

ひよこ豆パウダーを手に持つヘマさん

ひよこ豆パウダーを手に説明するヘマさん

そして、ここで衣としてヘマさんが使ったのはひよこ豆のパウダー(ベサン粉)。インドでは小麦粉の代わりにこのひよこ豆のパウダーをよく使うそうです。ひよこ豆は大豆と並んで、タンパク質が豊富な豆。肉を食べないヴェジタリアンはこうしてタンパク質を摂ってるんですね。本当によくできてますね!
そういえば、前回のイスラエル料理の時もファラフェルにひよこ豆を使ってたことを思い出しました! 豆腐ハンバーグみたいなイメージでしょうか?

一掴みずつ、油で揚げます

一掴みずつ、油で揚げます

できあがり!本当にかき揚げみたい!

できあがり!本当にかき揚げみたい!

 

さて、揚げ物はできたらすぐに食べたいところ。なので、同時にさっきのパンを焼きたいと思います。小さくて薄いので、数分で焼けてしまうんですよね。オーブンも必要ないし、手軽に作れるのが嬉しい♪
このパンは、オーブンではなく直火で焼くので、火が通りやすいように平たく伸ばすのかも知れませんね。
そういえばナンも平たいパンだけど、こちらのパンはナンとは全く違った味&食感です!
やっぱりジャガイモが練り込んであること、そして勿論中に詰めた野菜とスパイスが決め手!ですね。

平らにした状態のパン。手前が焼く前、奥が焼いた後

平らにした状態のパン。手前が焼く前、奥が焼いた後

これはヘマさんがインドから持ってきた器具ですが、勿論フライパンでもOK。

これはヘマさんがインドから持ってきた器具ですが、勿論フライパンでもOK。

いっぱい焼いて作ったんだけど、あんまりにも美味しくて全部食べちゃいました。今、ここでレポートを書いていても、食べたい・・・(笑)。
因みに、今日は後で作るヨーグルトスープと一緒に頂きましたが(そのまま食べても十分に美味しい)、カレーと一緒でもやっぱり合うみたいです。

みんな笑顔の楽しいクラスでした!

みんな笑顔の楽しいクラスでした!

 

さて、これですべてのお料理が完成!お腹空いた~~。早く食べたい!

というわけで、次はテーブルセッティングです。

ヘマさんが用意してくれたお水には、なんとレモンとキュウリが入ってました!レモンウォーターはよくあるけど、キュウリって初めてかも!

ヘマさんが用意してくれたお水には、なんとレモンとキュウリが入ってました!レモンウォーターはよくあるけど、キュウリって初めてかも!

みんなでテーブルセッティング中。お腹空いた~~

みんなでテーブルセッティング中。お腹空いた~~

光がいっぱいの、ステキなヘマさんおうち

光がいっぱいの、ステキなヘマさんおうち

 

そして、出来上がった本日のメニューはこちら!

サラダ

緑豆のスプラウトとフルーツのサラダ

スープ

ほうれん草とヨーグルトのスープ

「かき揚げ」もガラスの器に盛ると、ちょっと違って見えますよね

玉ねぎにフリッター。「かき揚げ」もガラスの器に盛ると、ちょっと違って見えますよね

パン。おかわりもまだまだあるよ♡

ジャガイモの平パン。おかわりもまだまだあるよ♡

和風のテーブルセットも不思議にこの空間にマッチしています。

和風のテーブルセットも不思議にこの空間にマッチしています。

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いただきま~す!!

いただきま~す!!

「これすごい美味しいよ~!」「ね!!」

「これすごい美味しいよ~!」「ね!!」

 

あ~、いっぱい食べた。どれもすごく美味しくて、すごく沢山あったのですが、殆ど完食してしまいました!
実はこの日の食事はランチとして食べたのですが、なんと夜の9時になってもお腹が空かなかったんです・・・!

ホントに、肉や魚がないから不足とか、物足りないとか、お腹空くとか、全然ないんだなってこのクラスで実感しました。
野菜が多くて、油は少なくてとってもヘルシー。本当のインド料理ってこういうものなんですね!
こういう料理を身に着けたら、健康になれそうな気がする! 次回のクラスもとっても楽しみ♪

そうそう。このクラスの料理は唐辛子を使う料理もありましたが、殆ど辛くありませんでした。でも、それで不自然は感じない。
むしろ、スパイスと野菜などの味がしっかりしていて、辛さで誤魔化していない素材本来の味を楽しむことができました。

食後の寛ぎタイム。ヘマさんのレシピ本をみんなで閲覧しました

食後の寛ぎタイム。ヘマさんのレシピ本をみんなで閲覧しました

 

このクラスで出てきたスパイスなどのインド独特の材料ですが、都内のインド食材・アジアン食材のお店で全部手に入るそうですよ。
例えば、表的なインド食材屋さんとして、ナマステフーズマヤバザールなんかがあります。

ヘマさんのクラスはこちらでお申し込みできます!

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