はじめまして。今回初めてのレポーターを担当しますMiwaと申します!
今回の先生はエルサルバドル出身のMarceloさん。
奥さんがアメリカ人で外交官をされていて、奥さんの日本への転勤をきっかけに2014年7月に日本へこられたのだそうです(プロフィールはこちらをチェック)
まず、エルサルバドルってどこ?っていう方もいらっしゃいますよね。
エルサルバドルは、メキシコの下の中米国のひとつで、人口634万(東京等の約半分)の小さな国です。
♪
さて、そんな小さな国、エルサルバドルの料理教室始まります!
まずはえびのカクテル(えびのピンクソース和え)から。
ピンクソースにはケチャップを使うのですが、ここで出てきたケチャップが特大!!!
私の顔が大きいのではないですよ。。。ケチャップが大きいんですよ。。。
アメリカの食材が売っているスーパーで買うらしいのですが、確かにこのサイズは日本のスーパーでは見つからないかも。。。他にも特大サイズのものがいっぱい出てきました。
特大のものたちに目を奪われている間に、先生がたまねぎを切り始めた、と思いきや、先生のたまねぎの切り方が!!手にたまねぎを持って、みじん切りをし始めました!!
みんながあぶなーい!こわーい!と叫んでいる中、先生はいたって普通に、そう?って言う顔で切っていきます。。。聞けば、お母さんもみんなこんな風に切るのだそう。ジャガイモやにんじんを手で切っているのはみたことあるけど、たまねぎのみじん切りはなかなかのカルチャーショックでした。笑
そんな文化の違いをいろいろ感じてできたえびのカクテル(えびのピンクソース和え)がこちら。
お次は、中南米の色々な国で食べられるセビーチェ(マリネ)。今回はエルサルバドルのスタンダードなセビーチェを教えてもらいました。
これは、魚・野菜を切って、レモン・塩コショウなどで味付けするだけなのですごく簡単!!!Marcelo先生ご夫婦も週に1回は食べるのだそう!
ということで、みんなで魚を切って、野菜を切って、ふむふむ、いい感じいい感じ。
そこで、おなじみTaoさんが質問。
「セビーチェはライムを使うことがあるけど、これはレモンなんですね。ライムを使うことはないんですか???」
そしたら先生なにやら不敵な笑みを浮かべます。
「エルサルバドルにはライムがないんだよ。レモンと言ったら、それはレモンを意味するんだ。」
一同、???が頭に浮かびます。
なんと、エルサルバドルにはライムがなく、レモンしかないんだそう。でも、見た目はライムそっくりの緑色なんだそう。外国人は相当混乱するそうで、奥さんもMarcelo先生と知り合ったとき、ライムちょうだいといってレモンが出てきたかと思って、驚いたそうです。笑
そんな小ネタつきのレモン果汁をたっぷり入れて、混ぜます。
そして、冷蔵庫へ。しばしのお別れです。
いよいよ、本日のメイン、ププサスです!!!!!
まずはクルティードというキャベツのピクルスを作ります。
写真はMarcelo先生が数日前に用意してくださったもの。食べる数日前に用意をしておくものだそうです。エルサルバドルでは少なくなると、どんどん注ぎ足していって、常にクルティードは欠かさないようにしておくのだとか。
作り方はしっかり教えて頂きましたよぉ♩
千切りしたキャベツに塩を振って、少しおいたものを水洗い。たまねぎと混ぜて、さっきのビンから今日食べる分を取り出して、新しいのを詰めて行きます。
かなり押し込まれましたね。。。いい腕の運動になりそうだわ。
エルサルバドルでは色々なお酢があるようですが、日本で手に入るものだとりんご酢などで代用ができるそうです。
クルティードができたので、今度はトマトソース。こちらも食べる数日前に準備が必要とのことなので、Marcelo先生が仕込んでおいてくれました。
作り方はいたって簡単、材料を煮て、ミキサーで混ぜるだけ!
クルティードとトマトソースを仕込んだら、今度は中に詰めるフリホーレス(豆のペースト)。
最初は液状のものを味噌より少しやわらかいぐらいの硬さまで炒めていきます。ちょっと時間がかかるので、ほかの作業をしつつ、炒めていきます。Marcelo先生はほかの作業をしながらも、ちょこちょこ状態を確認してました♪
最後の準備、ププサスの生地!
中南米では広く食べられるとうもろこしの粉を練って作る生地。なんと、Marcelo先生のご実家ではとうもろこしを石臼で挽いたものを使うのだそうです!!!!!
「緊急用で買って来たものを使うこともあるけど、それ以外は実家で挽いたものを使うよ」
とうもろこしから挽く?!どうやって?!みんな、興味津々!!!
奥さんが写真を探してくれたのですが、見つからず、残念!!!次回までに見つけておくわ!ということなので、次回のレッスンに参加される方は見せてもらえるかも♪
最後のメインイベント、ププサスを包む、前に。。。
デザートのお米のプティング。
これはスペイン語圏全般で食べられているデザートで、お米を牛乳、シナモンで煮込んだもの。国によって、オレンジピールやレモンピールを入れたりするのだそう。もちろん、今回はエルサルバドル風に。
いよいよ本日のメインイベント、ププサスの仕上げです!!!
さっき作ったとうもろこしの生地にフリホーレスとチーズを乗せて。包んで伸ばします。
まずはMarcelo先生のお手本を。
後はみんなで分担作業~♪
ん?中身入れすぎた?あ、やぶれちゃった!!いろんな声が飛び交います。
Marcelo先生にチェックしてもらいつつ、みんな、いい感じに包めました。
包んだものを大きな長いフライパン(ププサス専用のフライパン!!)で焼いていきます。
いい感じに焼けてきましたねぇ~♪
ププサスを包みなじめる頃からみんな、おなかすいた~!!早く食べた~い!!がとまりませんでした。
また、このププサスの焼けるにおいが食欲をそそるのです。。。
さぁ、全部焼けたところで、テーブルセッティングもできました♪
でも、ププサスなんて見たこともないし、食べたこともないということで、
Marcelo先生にお手本を。
まずはとうもろこしの生地を開いて。
トマトソースをかけて、出来上がり。
では、みんなも先生に習って。ん~!!いろんな味がして、おいしい~♪
みんな、それぞれ野菜を多めに乗せてみたり、トマトソースをどばっとかけてみたり、いろんな楽しみ方で楽しみました。
みんな、あまりにおいしくて、おしゃべりもだんだんとまり、しばし静かな時間が。笑
おいしい料理を食べているときは、無言になってしまうのは、世界共通みたいですね。
ひとしきり食べた後は、エルサルバドルの話やMarcelo先生と奥さんの馴れ初め(照)などを聞きつつ、楽しい時間が流れました。
話している間も食べ続けていたら、今日作った分をすべて食べきってしまい。。。Marcelo先生も奥さんもびっくり!!!笑
帰るまでに10回ぐらい「ほんっとにびっくりしたわ!!!」って言われました。笑
だって、おいしかったんですもの~♪
エルサルバドルの料理ってどんなの!?とはてなマークいっぱいで参加した今回の料理教室でしたが、Marcelo先生の丁寧な説明と教え方でとってもおいしい料理を習うことができました。
奥さんもとっても素敵な方で、私たちが作業をしている間、足りないものを持ってきてくれたり、お皿を洗ってもらったり。アメリカ人の奥さんからみたエルサルバドルの話もとっても興味深かったです。
Marcelo先生のおかげでとっても身近に感じるようになったエルサルバドル。と、ププサス。笑
レポート書いていたら、おなかがすいてきた。ププサス作ってみようかしら♩
Marcrlo先生料理教室の今後の予定はこちら
#Tadaku #エルサルバドル