ゴールデンウィークの中一日、Tadakuの新しいチュニジアの先生、Meriem先生とSuhe先生のレッスンに行ってきました♪
Tadakuで初めての二人の先生でのレッスンです。レッスンはMeriem先生のおうちで行われました。
さて、チュニジアですが、北アフリカの一部、アルジェリアとリビアの間に位置します。
ほぼ地球の裏側といってもいいくらいの遠いところから日本にこられたお二人の楽しいレッスン、始まります。
まず、家に入ってその景色のよさにびっくり!!!なんと、東京タワーとスカイツリーが同時に見えるのです!さすが、48階建ての47階にお住まい。。。
この日はとっても晴れていたので、東京を一望しながら、料理を楽しみました。
そんな眺めのいいお部屋で、私たちを待っていてくれたのは、ウェルカムドリンクの民とジュース(ミントのシロップとサイダーを割った飲み物)とチュニジアのお菓子でした。
お菓子屋さんで出てくるお菓子みたい!!と思いきや、それもそのはず、Facebookを通して、Meriem先生が販売されているのだそう。
Facebookのページはこちらです。
ウェルカムドリンクもミントがすっきりさわやかで、これからの暑い夏にぴったりの飲み物でした。
素敵なおもてなしを受けながら、チュニジアのお菓子にまつわるお話や今日のお料理のお話を聞いた後は、さっそく調理開始です!!
まずは、大麦のスープから。
たまねぎを切って、炒めます。
と、ここで登場したのが、なんと、自家製オリーブオイル!!!
今まで色々な先生の家で、スペイン、イタリア、モロッコなど色々なオリーブオイルを見てきましたが、自家製オリーブオイルは初めてでした!
口にした途端、オリーブの香りが広がる、とってもおいしいオリーブオイルでした。
オリーブオイルのほかにも、オレンジフラワーウォーターなど所狭しと自家製のものが並んでいるMeriem先生宅。
ラベルもアラビア語で書いてあったりして、本当にチュニジアのお宅にお邪魔している気分になりました。
私たちがオリーブオイルに目を奪われている間に、スープは仕込まれていきます。
このスープ、大麦(炭水化物)が入り、鶏肉も入るので、がっつりしたスープだなぁと思っていたら、それもそのはず、断食の時期によく食べられるスープなのだそうです。
断食の時期は、日が昇っている間は、食べ物はもちろん水も飲むことができません。
そのため、断食の時間が終わるとのどはからから、おなかはぺこぺこです。そのため、このような野菜やお肉の入ったスープは、おなかものども同時に癒してくれる、いわばスーパースープなのだそうです。
お次は、メインのMahshi(野菜の肉詰め)です。
まずはお肉をつめるスペースを作るため、野菜をくりぬいていきます。
ピーマンの肉詰めは日本でもよく作りますが、ナスやトマトは初体験!
四苦八苦しながら、ナスをくりぬいていきます。。。トマトは簡単だけど、ナスは細いから、大変!!
そのくりぬいた野菜の中に炒めたお肉やくりぬいた野菜の残りを詰めていきます。
そして、オーブンへ!!また、後でねぇ~。
休むまもなく、野菜たちをくりぬいている間にゆでていたにんじんをミキサーでつぶして、キャロットサラダに!
どんな風になるかは後のお楽しみ♪
そして、最後の一品、slatit-Blankit。硬いフランスパンをHarissaというスパイスを加えた生唐辛子のペーストで作ったソースに浸していきます。
このHarissaというペースト、見た目からして激辛なのですが、スパイスを加えることによって、深い味わいが出るらしく、クスクスなどにも使われるのだそうです。
いったい、どんな味になるのやら。。。
最後の仕上げはデザートのチュニジアドーナツ。
生地をこねて、型で抜き、揚げていきます。揚げている途中から、懐かしいドーナツのにおいが部屋中に。なんとも幸せな気分。
それにレモンのシロップをかけて、ゴマを絡めれば出来上がりです。
そうそう、チュニジアではゴマはスイーツにしか使わないらしく、二人とも初めて日本でゴマが料理に使われているのをみてびっくりしたのだそう。笑
ほんと、所変われば、ですね。
さてさて、いよいよ初チュニジア料理を味わえる時がきました!
大麦のスープ
Omik-Houriya(キャロットサラダ)とslatit-Blankit
Mahshi
チュニジアドーナツ
もちろんミントティーも!
なんと、チュニジアのミントティーには松の実がたっぷり入るのです。
ではでは、いただきまーす!!!
おいしーーーーーーーーい!!!!!!
スープはいろんなスパイスや野菜の味がして、Mahshiはたっぷりのこれまたスパイスとハーブが効いていて、いくらでも食べれそう。
そして、私個人的な大ヒットはこのフランスパンでした!
ソースに浸したフランスパンの上にオリーブ、ゆで卵、アンチョビがのっているのですが、材料すべてが絶妙にマッチしていて、気がついたら私、5個平らげていました。。。
デザートのドーナツもなんだかとっても懐かしい味がして、ほんわかしました♪
そして、このミントティー、ミントだけではなく、チュニジアの緑茶の葉っぱも入っているグリーンミントティーなのです。
チュニジアではこのグリーンミントティーを一番よく飲むそうで、緑茶の香りがするこのお茶、なんだか今まで知らなかった国が急に近くに感じた瞬間でした。
あっという間に4時間過ぎてしまい、始めてきた家なのに初めてじゃないような不思議な感じ。きっとこれはおもてなしの心にあふれているMeriem先生とSuhe先生のお人柄の賜物ですね。
お料理の間も、お食事中もチュニジアのお話をたっくさん話してもらって、レッスンの前は通り知らない異国だったチュニジアがいつの間にかかって知ったる国かのように思えてきました。笑
Meriem先生とSuhe先生のレッスンにはこのレポートだけではお伝えできない楽しさがいっぱい詰まっています!もちろん、お料理のおいしさも!
(ほんと、個人的にはあのフランスパンをみんなに味わってほしい!!!笑)
知らない国を料理を通して、知る。今回、改めてTadakuの楽しさを感じたレッスンでした。
ぜひぜひ、お二人に会いに行ってみてください!素敵な時間がすごせること、保障します!
次のレッスンは、5/23(土)11時~15時、6/13(土) 11時~15時です。
https://www.tadaku.com/menus/2331
#Tadaku #チュニジア #外国の料理