Tadaku.com とは?
日本在住の外国人先生のご自宅にお邪魔して、みんなで料理を作って、食べて、たくさんお話しする、ついでに先生と仲良くなる。そんな体験を提供するマッチングサイト!
こんにちは!今回レポートするのは美食の国・ペルーご出身のJulioさんのレッスンです!
最近Tadakuに先生として参加してくださったJulioさんは、現在大久保駅最寄りの「ペルー南米酒場HUANCHACO(ワンチャコ)」を経営しているプロの料理人です。母国でもローストチキンを専門としたお店を経営されていたそうで、その実力は折り紙つき。期待が止まりません。
総武線大久保駅を出てだいたい徒歩5分程度で、地下に入ります。
すると、発見!今回レポの舞台となる「ワンチャコ」です。 Tadakuの一般的なレッスンと異なり、Julioさんはこのお店を使ってレッスンを開催されるみたいです。
そしてこちらのダンディなお方が、今回お料理を教えていただくJulioさん。
さっそく、Julioさんお手製のウェルカムドリンクが振る舞われます!
材料は本場ペルーでとってもポピュラーな紫トウモロコシのジュースです。砂糖やフルーツによって味が付けられた程よい甘みの中に、日本のジュースでは感じたことがない独特の風味を感じることができました。率直に言って、めちゃくちゃ美味しいです。
店内は以下の写真のような感じです。南米の風を感じますね。
ではさっそく本題、レッスンスタートです!今日のメニューはこんな感じ!
みたところ、野菜多めのヘルシーな料理が中心のようですね!
最初の紫トウモロコシジュースがおいしかった分、期待が高まります。
さて、さっそく料理スタートといきたいところですが、なんせこれを書いている筆者は料理経験がほぼなく、一番の得意料理は「たまごかけごはん」というレベルの低さを誇っております。
・・・果たして本格的なペルー料理を作ることができるのでしょうか。
一抹の不安を抱えつつ、料理教室スタートです!
最初に手をつけたのは、「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ(ジャガイモのピリ辛チーズソースがけ)」です。ふかして柔らかくしたじゃがいもをスライスした上にお手製ソースをかけるだけのシンプルな料理なのですが、そのソースが非常に特徴的。
Julioさんがセレクトしたチーズを主体にしたソースに、イエローホットペッパーを入れて、ソルティクラッカーと一緒にミキサーにかけます。クラッカーの塩気とホットペッパーの辛さの相性が最高なんだとか。
Julioさん曰く「緑の小さい方は現地民以外にとっては辛すぎ」とのことで、ペースト状にしたものを素手で触れるのはご法度だそうです。今回は、緑の方は使っていません。(どんだけ辛いねん。)
じゃがいもが蒸し器の中でふかされている間に、サラダに取り掛かりました。日本の食卓でよく並ぶ普通のサラダと異なるのは、白いとうもろこし「チョクロ」とキヌアを混ぜて作るところです。
料理教室の合間にペルーのお話をいろいろと聞かせていただきました。いろいろと珍しいお話が聞けるのも、この料理教室の面白いところだと思います。
Julioさんに説明や小話をしていただきながら、プロならではの手際の良さで料理教室はどんどん進みます。
お次は、「エストファド・デ・ポジョ(チキンのトマト煮込み)」です!
刻んで煮込んだトマトをベースに、鶏肉を煮込んでいきます!一緒に食べるライスはニンニクやお塩を入れて味付けをします。
その間にも、店内にはJulioさんセレクトの陽気な音楽が流れ、テンションが上がりまくります。
そしてついに・・・完成!
みんなでいただきますをして、Julioさんとお話しながらご飯をいただきます。
どれもめちゃくちゃ美味しい!日本で普段食べる味とは全く違う、それでも何か懐かしさを感じる味でした!!
料理教室の終わりには、お手製の焼きプリンとお茶が振舞われました。これまた美味しかったです。
今回の料理教室を通して感じたのは、誰にでも、気軽に参加できる内容だな、ということでした。
先述の通り、筆者は死ぬほど料理が苦手なのですが先生のJulioさんは非常に気さくな方で安心できましたし、料理の経験が浅い人にも、しっかりとステップごとに分けてわかりやすく解説していただけました。
加えて、一気に料理が美味しくなるコツも、いくつも紹介されていました。すっごく簡単なのに、ちょっとした一手間で劇的に味を変える!まるで魔法です。
料理教室の準備に必要なものも、エプロンと楽しもうという気持ち(ここ重要)、それだけ!といった感じで、気軽に参加できる雰囲気があるのも素晴らしいと思いました。